2024-02-08 投稿者: yokke

ふくらはぎの肉離れ

 練習していて急に足がズキっと痛くなった・・・。試合に間に合うか不安になりますよね。鍼灸施術では筋肉をほぐして痛みの軽減・早期回復が期待できます。早めの施術で試合に間に合うようにしていきましょう!

 ご覧いただきありがとうございます!
 日進市・名古屋市・天白区・緑区・東郷町・赤池駅・平針駅が最寄りのはり灸・整体「ようき鍼灸治療院」です。

 スポーツをされている方で肉離れの経験をしたことのある人は多いのではないでしょうか。
 特にふくらはぎが多いように感じます。
 実は僕もマラソンの練習で何度も経験していて、「大会が近いのに😭」と悔しい思いを何度もしました。

[なぜ肉離れがおきるのか?]

 単純に筋肉が硬くなっているのが原因です。
 筋肉は伸び縮みしますので、瞬間的に力が入って筋肉が伸びた時に、筋肉の一部の繊維がプチッとなります。本来だと筋肉が伸びる時「伸張反射」というのがおきて、伸びた筋肉を反射的に縮めて筋肉を守るのですが、硬くなりすぎると追いつかなくなり、肉離れになります。

 硬くなる原因はいくつかあります。
 
 まずは運動不足で筋肉を使わなさすぎると当然硬くなります。その状態で日曜日の野球やサッカーなどで急にダッシュすると肉離れになります。
 場合によってはアキレス腱を断裂ということも。アキレス腱はふくらはぎの筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋)ですので。

 他には練習のし過ぎ(オーバーユース)で筋肉に疲労が溜まり、筋肉が硬くなります。
 競技のために激しい練習をすると、筋肉(血中)には疲労物質が出てきます。ストレッチやお風呂などで体を温めて血液の流れを促進させて、その疲労物質を流してあげれば筋肉が硬くなることは予防ができますが、なかなかストレッチの時間が取れなかったり、休養がうまく取れなかったりすると、筋肉がほぐれる間もなく、故障につながります。これは肉離れの症状以外でも同じですね。
 僕は毎日現場仕事して、練習して(平均15km /日)、負荷を減らす日も作ればよかったのですが、休養が下手くそだったので故障していました😓

[肉離れで痛めたら]

 程度にはよりますが、内出血して熱をもつような状態ならアイシングで出血を止めることもします。痛みも強いと思いますので。特に歩くのも足を引きずりながら状態。
 早期の回復のために、すぐにほぐす事もします。ただ結構痛いので程々の強さで。
 
 走ると痛むけど歩くのは大丈夫な状態ですと、練習はよくなるまで中断して、様子を見ます。早めに治療を開始すると、早期回復につながります。冷やす必要はありませんので、温めて血行をよくすると治りも早いです。
 ついついストレッチで伸ばして確認したくなりますけど、しばらくは控えましょう。筋肉の繊維が切れていますので、せっかくくっつきかけているのにまた切れることになります。

 湿布に関しては様々な見解がありますが、当院の見解では寝れないぐらいの痛みなら使ってもらっても構いません。寝れることの方が大事ですので。そうでなければ「使わなくていいよ」とお伝えしています。大体2〜3日で痛みのピークがきますので、使用はそれまでですね。
 あくまで湿布は痛みを止めるだけで、治してくれるものではありません。大抵、抗炎症剤が入っているのでむしろ治りは遅くなります。それだけ温めて結構を良くすることが大事ということです。

 当院の鍼灸施術では、程度に限らずすぐに施術することはできます。
 痛みがひどい場合などは自律神経の交感神経が優位になりすぎる事もありますので、収めてあげる事で痛みの緩和になります。その上で痛めた場所に鍼灸を施して、筋肉をほぐして血行を良くしていけば、早期の回復になります。
 ただ痛みがひどい状態の場合は、完治に時間がかかる事もご理解ください。
 ご来院いただければ詳しく説明いたします。

自律神経調整のはり

[予防]

 とにかく筋肉が硬くならないようにする事です。
 日々のストレッチや軽く筋トレ、お風呂で温める、運動前の体操など。
 年とともに筋肉は硬くもなりますので、まだまだダッシュするようなスポーツをしていきたい方もお気をつけください。
 毎日練習される方は、休養もうまく入れていきましょう。強めの練習をしない日に、血行を促すための短時間の軽いジョギングやウォーキングも有効です。

 当院ではスポーツケアも行っていますので、そちらもご利用ください。
 ももの肉離れもご相談ください。

 この季節は寒いので筋肉は冷えた状態で動くことになります。スポーツに限らず家事などでふと足に力が入った瞬間に肉離れを起こすこともあります。
 ですので、何かで動く機会がある時は準備運動は必ず行なっていきましょう!

 もし痛めたときやケアは、ご連絡・ご予約をお待ちしています。