2024-01-30 投稿者: yokke

腱鞘炎

 出産前後や更年期・月経時に指が痛くなって我慢して家事や日常を過ごしている・・・。実はホルモンバランスの変化により腱鞘炎になりやすくなります。
鍼灸で血流促進をしてホルモンバランスを整え、合わせて指の施術もおこなって、痛みを我慢する事なく過ごせるようにしていきましょう!

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 日進市・名古屋市・天白区・緑区・東郷町・赤池駅・平針駅が最寄りの「ようき鍼灸治療院」です。

 「出産した後に指が痛くなった。赤ちゃんの抱っこが原因かな?」

 こんな話をよく聞きます。実際にそう言われる患者様を何人もみてきました。
 指に負担がかかるという意味では抱っこも原因の一つではあります。
 
 しかし、出産前後の女性はホルモンバランス(特にプロゲストロン)の影響で、指の腱が通る腱鞘(腱のガイドみたいなもの)がなんと狭くなるんですね!その状態で指に負担がかかれば当然腱鞘の中を通る腱が擦れやすくなり、炎症が起こるわけです。
 ですので腱鞘が狭くなった状態で抱っこもそうですが、指に負担が多くなれば腱鞘炎を起こします。

 更年期の場合はエストロゲンというホルモンが減少して腱鞘炎が起きやすくなります。エストロゲンは腱の動きやすさに関係しています。滑らかさを保つわけですね。
 ですので更年期でエストロゲンが減少する事で指の腱が滑らかに動かなくなり、その状態で指に負担がかかる動きをすると腱と腱鞘がこすれやすくなり、炎症がおきます。

 どちらも子宮からのホルモンバランスの影響ですが、実は脳の視床下部や下垂体という場所も関係しています。その場所から「ホルモンを出せ!と指令する刺激ホルモン」というのがでて、それが子宮に届いて、初めてホルモンがでてきます。その刺激ホルモンというのは血中に乗って届けられるので、血液の流れも関係しています。そうやって子宮のホルモンバランスは保たれているわけですね。

 ここで当院の鍼灸の役割としまして、
①自律神経を整えて血流を促進し、脳からの刺激ホルモンを届けやすくします。
②血液の流れを整える事で、脳への血流も良くしておきます。
③骨盤内の血液の流れも整えます。
 その上で最後に、痛むところに鍼灸や整体・ほぐしをしていきます。

 痛むところだけの治療や薬などで炎症がおさまれば痛みは引いていきますが、また指に負担がかかった時に痛みを繰り返してしまう方はホルモンバランスの影響が考えられますので、ぜひご相談ください。
 男性の使い過ぎによる腱鞘炎も対応いたしますので、こちらもぜひご相談ください。
 痛みを我慢してる日常を楽に過ごす事ができるよう施術いたします。