ふくらはぎの肉離れ
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日進市・名古屋市・天白区・緑区・東郷町・赤池駅・平針駅が最寄りの「ようき鍼灸治療院」です。
スポーツされている方で肉離れを経験されたことのある方は結構いると思います。
スポーツだけではなく、日常でも不意にふくらはぎに力が入った時に起こります。
スポーツされている方は日々の練習によって、日常で起こった方は運動不足などで筋肉が硬くなり、
瞬間的に足に強い負担がかかる事で筋肉の繊維(筋肉はたくさんの繊維により構成)が一部切れてしまいます。
完全断裂というのもありますが、よっぽどの事故でもない限りはなかなか起こりません。
一部切れるといっても程度によれば歩くのも困難になります。
ふくらはぎの場合はアキレス腱が切れることもあります。アキレス腱はふくらはぎの筋肉で構成されていますので。
僕自身も過去にランナーをしていた時によくふくらはぎの肉離れをしていました。
プロフィールにも書いてますが、大会1週間前とかに肉離れを起こして出場を諦めたこともあります。
僕の場合は練習のしすぎで休養とのバランスが取れてなく、
筋肉が休まる暇もなくスピード練習とかを繰り返していましたので故障を起こしてしまいました。
今はこの仕事をしていますのでわかりますが、肉離れを起こすのは当然だ!と当時の自分に言ってあげたいです😓
スポーツされている方はストレッチなどのケアが必要ですし、日ごろ運動習慣がない方でも走る機会はあると思いますので、やっぱり日頃のケアをして怪我の予防をしていただきたいですね。
〈もし肉離れをしてしまったら?〉
まずは病院に行って診てもらうと思います(特に歩くのが困難な場合)。
程度にはよりますが軽度(走ると痛むけど歩くのは大丈夫)なら病院に行かずに接骨院で診てもらうのもいいですね。
2〜3日は炎症期間があり、徐々に炎症と痛みは治ります。でも、肉離れを起こしているところがくっつくのはもう少し時間はかかります。ちょっとした切り傷でも治るのに1〜2週間はかかるのと同じことですね。
このあたりは個人差(治りの早さ)があります。
軽度な方は痛みが少しおさまってきたら、ウォーキングなど無理のない範囲で動かしてあげた方が治りもいいです。過度なストレッチはもう少し我慢で。
2週間くらい経って歩くのが完全に痛くなくなれば、すごく軽めに走って様子をみます。それで様子をみながら走っているうちに、どれくらい(距離や時間)までならいけるな!というのが分かってきますので。
程度が歩くのが困難な方は、1ヶ月くらいは走るのは様子をみた方がいいですね。
ご相談いただければアドバイスいたします。
〈当院の施術〉
炎症期間の2〜3日は様子をみて治療を開始する事が多いですが、痛めた次の日くらいから開始する事もあります。
どうしても炎症期間の施術だと血液の流れが良くなる事で治りは良くなるものの、痛みの物質というのも血液の中には出てきます。
ですので痛みはまだあるけど、実は体の中で修復作業は進んでいるという事が起きています。
その辺りの説明は少しややこしいので、ご来院いただいた時に詳しく説明いたします。
そこで当院の鍼灸施術では、痛みにより自律神経の交感神経が緊張状態(脈が細く速くなり、脳も興奮して痛みに過敏)になるのを調整して、交感神経・副交感神経のバランスを調整します。同時に免疫のバランスも整いますので、痛んだ場所の修復を早めます。
下肢の血流を促す為に腰回りに鍼灸をして、その後に痛めたところに鍼をします。炎症がおさまっていればお灸もしていきます。
ざっとですがこんな流れで当院では施術をいたしています。
実際の肉離れの施術です。
この患者様は痛めて10日ほど経ってのご来院でしたが、
まだ足を引きずっている状態でした。
病院で電気治療はしてもらっているとのことでしたが、まだ結構きつい状態でしたので治るのも時間がかかっている感じですね。
普段はランニングをされている方ですが、今回の怪我は不意に着地したことによるそうで、相当な負荷が右足にかかった事が伺えます。ランニングの肉離れで内出血することはあまりありませんからね💦
自律神経の調整の鍼の写真は載せてませんが、先に手足に鍼をしています。痛みによって少々緊張した脈でした。
そのあとは上に書いてある様に腰回りと足に施術しています。
こんな感じで当院では施術いたしますが、同じ肉離れでも患者様によって状態は様々ですので、患者様の状態をみながら施術は行います。決して無理な施術は行いませんので、ご安心ください。
今回の記事はランナーやスポーツされている方向けに主に書いていますが、日常で痛めた方でもおんなじ怪我に変わりはありませんので、気軽にご相談くださいね!
もし怪我をしてしまったらご相談お待ちしています。何より怪我がない事を願っています😌
ケアのご相談もお待ちしています。