2024-01-19 投稿者: yokke

オスグッド

 スポーツを頑張っているけど膝が痛くなり、痛みが気になって全力でプレーできない・・・、そんな成長期の小中学生のお子さんがいらっしゃるご家族の方。鍼灸・整体で膝の痛みを緩和して、楽しくスポーツできるようにしていきましょう!

 ご覧いただきありがとうございます!
 日進市・名古屋市・天白区・緑区・東郷町・赤池駅・平針駅が最寄りの「ようき鍼灸治療院」です。

 今回は学生の膝の痛み「オスグッド」について。
 
 膝の痛みで、病院で「オスグッド・シュラッター病」と言われて学生が来院されます。

 皆さんもおそらく聞いたことがある子供たちの膝の痛みですが、ではオスグッド・シュラッター病とは?

 膝のお皿の下の骨(脛骨粗面)が少しずつ突出することで、そこにつく筋肉の大腿四頭筋に負担がかかり痛みが発生します。
 成長期の子供たちは骨が硬くなろうとする段階なので、どうしても不安定になりがちなんですね。そこにスポーツで走ったりジャンプしたり激しく膝の曲げ伸ばしをして頑張っていると、膝に負担がかかって症状が発生します。
 ですので成長痛と言われているようです。
 症状がひどくなると、筋肉の着く場所の軟骨が引っ張られ過ぎて剥離することもおきます。

 基本的に成長するにしたがって痛みは緩和されていきますが、痛みを我慢しすぎてスポーツを続けていると後遺症として痛みが残るので要注意です。

 当院でできることは?

 ももの前側の筋肉が大きく関係していますので、そこの筋肉を鍼灸・整体でとにかくほぐしていきます。筋肉がほぐれることで骨についている部分の負担が減り、血液が流れて痛みが緩和されます。同時にいたんだ所の修復が進みます。
 合わせて、膝をかばって別の場所が痛むことも考えられますので、そのあたりも考慮しながら施術を行います。

 ただ、施術後に痛みが減ったからといってすぐに良くなるわけではありませんので、親御さんは注意して見守ってあげてください。当然激しく動けばすぐに痛みが戻ってしまいます。
 本当はしっかりと休養も必要なのですが、スポーツを続ける以上はどうしても仕方のないところではあります。
 あんまりひどくなるようなら休むことも教えてあげてください。子供たちは頑張り過ぎて我慢しすぎることも考えられますので。

 日常のケアとして。

 スポーツ後に痛みが強く出るようなら熱を持っていますので、アイシングもしてあげてください。その後にお家では普通にお風呂に入っても大丈夫です。もし寝てても痛みが強くでて眠れないようなら、湿布も適宜使用しても構いません。僕は普段のケアで湿布は勧めていませんが、寝れることの方が大事です。

 もものストレッチをよく言われています。筋肉が引っ張ることの症状なので当然ですよね。ですが、あまりやり過ぎないようにもお伝えしておきます。子供たちは慣れないとなかなか加減も難しく、引っ張られることの痛みなのにストレッチで過剰に引っ張り過ぎたら本末転倒ですからね。

 スポーツをするときはテーピングも使用するといいです。伸縮するテープ(どこの薬局にもあります)で筋肉をサポートしてあげます。テーピングは痛みを和らげるものではなく、筋肉の曲げ伸ばしの負担を軽減するものですので、その辺ご理解ください。
 ネットや本で張り方をすぐ調べれますのでお試しを。

 僕も学生の時にスポーツをしていて、膝は痛めたことはありませんが、肩を痛めたことがありました。なかなか治るのに時間がかかりましたが、周りに迷惑がかかると思って我慢していました(監督・キャプテンに伝えてはいました)。
 子供たちはみんなと一緒にスポーツをする事が楽しかったり、強豪校だとレギュラー目指して厳しい練習をします。それが痛みをまさってしまい、なかなか休む判断をできない事があります。
 そこで親御さんや周りの大人たちが気にしてあげる事が子供たちを守ることになります。今後も影響考えてあげたいですね。

 皆さんで子供たちを守っていきましょう!
 子供たちはあんまり我慢し過ぎないようにね😉

 ご相談お待ちしています。