2024-01-12 投稿者: yokke

シーバー病

なかなか良くならない足痛のせいで我慢しながらスポーツされている方、回復を遅らせている原因を取り除き、我慢せず楽しくスポーツをできるようにしていきましょう!

ご覧いただきありがとうございます。
日進市・天白区・東郷町・緑区・赤池駅・平針駅が最寄りのようき鍼灸治療院です。

 
 先日、知人から息子さんを診て欲しいと連絡がありまして、お家のほうに伺ってきました。
 
 病院からは「シーバー病」と言われたと聞きましたが、なかなか聞き慣れない症状名だと思います。アキレス腱付近の成長痛のことですが、成長痛と聞くと膝のイメージの方がほとんどですよね。僕も以前に1回治療した覚えがあるくらいでそこまで治療に関わる事がありませんでした。ただ、当院の施術はする事は変わりませんので、まず全身の調整から。
 
 
 まず脈が細い(血液の流れと力が少々弱い)、腹筋が硬い(ガチガチの状態は自律神経の乱れの場合も)事から自律神経の影響で血液の流れが弱くなり、治りを遅らせていると考えられました。
 聞けば2〜3年前からこの症状に悩みながらサッカーを頑張っていたそうです。ほんとによく今まで耐えてきましたよね。普通、子供の脈は強く出やすいですからね。
 
 少し鍼が怖いようなので(当たり前ですよね)、細めの鍼を足と肘付近に数本。ちょっとチクっとしたと言ってましたが大丈夫とのこと。これで脈がいくらか強くなって、良くなる準備が整ったということです。
 その後にさらに下肢の血の巡りをよくするために、腰のちょっと下あたりに鍼とお灸してから、下肢をほぐします。アキレス腱をかばうせいなのか、ももの辺りに圧痛。かばう動作は仕方ないとはいえ、他の部位も痛めてしまいますので、早くよくしてあげたいですね。
 最後に患部あたりにお灸をして施術終了!
 施術後は足が軽くなった!と言って動きまわってました(笑)。ただ、まだ完治したわけではないので、ストレッチとトレーニングを伝え、近所の接骨院さんにも通っているそうなので、あとはひどくならないようにケアしながらしっかりと体が成長して筋肉がついてくればよくなっていきます。

 
 子供たちは元気に遊んで動きまわってなんぼだと僕は思っています。体を作る(特に体幹)ために必要ですからね。その過程で、特にスポーツに頑張っている子に成長痛がおきやすいです。痛くても無理して頑張ってしまうのが子供なので、周りの大人が理解してあげて、適切な治療を受けさせてあげてくださいね。